2006年6月18日 (日)

コールドゲームなんていらない

6インニング

リトルリーグでは、1試合は6イニングまでです。プロ野球のように9回まではありません。リトルリーグは大人の野球の2/3サイズで取り決められているものが多くなっています。イニングもちょうど 2/3 です。

リトルリーグに所属する小学校3年生以下のこどもたちは、「ジュニア」とよばれ、試合ではティーボールを行っています。ピッチャーの投げるボールを打つのではなく、ホームベース上のティーにのせたボールを打つ野球です。小さなこどもでも、はじめてのこどもでもティーボールをはじめたその日から打って、走って、試合を楽しむことができます。

基本は時間制限

ティーボールは1試合は6イニングまたは、時間制限で行われます。大会によって多少時間が異なりますが、30分から45分程度で運営されることが多いようです。ピッチャーが投げるわけではないので、30分でも十分にイニングを消化することができます。大会の規定によっては、時間制限のみでイニングの制限がない場合もあります。

また、ティーボールでは打者一巡すると、そのイニングの攻撃は終了します。どんなにボールを捕るのが苦手な子供たちが試合をしても、守備だけで終わりなんてことはありません。必ず、攻撃のチャンスが回ってきます。少年軟式野球に比べると、初心者にとってもやさしいルールになっています。アウトを一つもとらなくても攻守交代がやってきます。アウトをいかにとるかという発想ではありません。どうやって打っても9回しかチャンスのない野球です。打って、走って、ホームベースを何人駆け抜けるか、そんな野球を目指しています。

コールドゲームがない

試合は時間制限です。3回10点差でコールドゲームなんて理不尽なルールもありません。時間の許す限り6イニングまで試合を楽しむことができます。こどもたちは、野球の試合を楽しみにグランドにやってきます。試合に参加する選手みんなが、試合で打席に立てるように監督やコーチも頭を悩ませています。たとえ10点差が開いていても、打って打って打ちまくって、とことん、野球を楽しんで帰ります。

少年軟式野球の低学年では、イニングは5回まで、または1時間20分まであたりの規定を適用する大会が多いそうですが、3回10点差でコールドにもなるようです。大会をスムーズに進めるために、時間制限があることは仕方ないことかもしれません。でも、時間制限があるんだったら、点差によるコールドゲームなんて必要あるんでしょうか?時間なら、時間。イニングならイニング。

こどもの野球に点差によるコールドゲームなんて必要ありません。休みの日に全員が試合に出てこそ、楽しい野球ができるんです。

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2006年6月 6日 (火)

先行か後攻か

どちらが有利か

こどもの野球の試合では、先に攻撃するのか(先攻)、後から攻撃するのか(後攻)を、試合前にジャンケンで決めます。コイントスなどの道具は使いません。プロ野球のようにホームチームが後攻などの決まりもありません。先攻か後攻かはジャンケンで決まります。

チームによっては、監督やコーチの方から試合毎に「今日は先攻」とか、チームの方針として「基本的には先攻」などの決まりがあるところもあるようです。

先攻、後攻、どちらを選択することが正解なんでしょうか。

多くが後攻

少年野球関係で、いろいろな方に話を聞いたところ、多くの場合は「後攻」を好んでいるかたが多かったように思います。

  • 最終回、負けていても最後に攻撃するチャンスがある
  • 相手の一回の攻撃が、三者凡退で終了すれば、自分達のリズムに乗れる
  • サヨナラ勝ちという劇的な場面が見られる(後攻の場合)
  • サヨナラ勝ちという劇的な場面を見たくない(先攻の場合)

総じて後攻が好きな方々のポリシーは、「野球は投手で決まる」といったものでした。理想としているのは、1-0でサヨナラ勝ちなどの方もいらっしゃいます。また、私の高校時代の野球は「ノーヒットで勝つ」というすさまじい野球でした。

守り抜く野球。ワンチャンスをものにできれば勝てる野球。打率は3割がいいとこでも、守備だけはミスの少ないチーム作りができる。「バッティングはみずもの」などの声が聞こえてきそうです。多くの練習の時間は「守備」に割り当てられ、バッティング練習は1人10本や3分間など省エネ練習となってしまいます。

先攻が好き

なんといっても最初に攻撃を行うことができることが最大の魅力。1回だけは打順どおりの野球ができる。練習通りの攻撃の形が唯一できるのは初回の攻撃だけです。

表と裏では同じ一回の攻撃でも意味が違います。表の場合は必ず 0 対 0 の場面での攻撃です。点差は関係なく、チームがイメージしている攻撃のパターンを選択することができます。

  • 守備についた選手は試合直後のために緊張しています。ミスの出やすいのは試合開始直後の守りです。
  • 守備でのミスは精神的にも致命的なダメージをこどもに与えます。指導する監督・コーチは、守備に関して 100% ミスの出ないことを求める結果の裏返しです。
  • 先に得点をあげることで、絶対的に試合を有利に運ぶことができます。
  • 試合に臨む際に、攻撃して「点を取るんだ」という意識、イメージを持つことができます。勝つためには点を取らねばなりません。

一回さえ抑えれば。。。

先攻をとったら、「一回に得点できる」という大きなチャンスを手に入れたことになります。逆に、後攻の場合であれば、「一回を絶対に無得点に抑えなければならない」という圧力がかかります。それだけ、一回の表に得点できるチャンスは他のイニングに比べて圧倒的に高いといわれています。特に、少年野球ではその傾向が顕著に現れてしまうものです。

ところが、一回の表の攻撃を無得点に抑えると、今度はがぜん、後攻が有利になってきます。あわてることはありません。どんなに負けていても、最後に攻撃することができるんです。

この一回の表だけをおさえれば、後は後攻が有利という考えから、「後攻が好き」という指導者の方が多いのも事実でしょう。

それでも先攻をとる

それでも、私はこどもの野球では「先攻」をとるべきだと思っています。何より、こども達は打つことが大好きです。好きなことからはじめる。つまり緊張しない。そして、いい結果がでる。いい結果が自信につながり、さらなる飛躍が期待できる。こどものテクニックでは、「守り抜く」なんて理想的な試合は年に1回か2回くらいしかできないんじゃないでしょうか。

だったら、どんどん攻撃しましょう。こどもが「攻撃的なイメージ」を持てるのは打っている時間です。こどもの気持ちが攻撃している状態であれば、チャンスはどんどん膨らんでいくはずです。

攻撃は最大の防御。。。

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2006年6月 5日 (月)

バッティングパンチって何

自宅でできる秘密兵器

ネットをちょっと検索していたら、「バッティングパンチ」なるものを発見。いやぁ~、これは面白い。ぜひ、使ってみたい。こどもにやらせてみたい。今まで、庭にネットも張れないせっまい我が家では、「素振り」か、スポンジボールをティーの上において練習するしかありませんでした。でも、これなら。。。

もっと早く発見できれば、息子のバッティングも少しは上達していたかもしれないなぁ

えーい、注文しちゃえ!

【解説】

このバッティグパンチは、ボールがティから飛ばないようにパンチボールとティゴムとをネジで止めゴムベルトの伸張を利用してティバッティングの感覚でバットスイングができるよう発明考案したものです。
勿論、小学生から大人まで高さ調整が可能です。

ボールを置く手間が要りませんので自分一人でせまい場所でも簡単にバッティング練習が出来るバッティング上達の秘密兵器です。
素振りと違いボールを直接打てますので楽しく練習ができると思います。

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2006年6月 2日 (金)

ティーボールの塁間はソフトボールと同じ

それぞれの思惑

プロ野球から高校野球、中学軟式野球、リトルシニアなど中学生以上では、野球場の塁間の広さはほぼ同じですが、小学生の軟式野球(学童)やソフトボール、硬式野球、ティーボールなど野球の種類【ルールが微妙に異なる】によって競技場のサイズも、塁間の距離までも随分と違ってきます。

団体によっては、こどもの健康に配慮して塁間を短く変更したり、盗塁を禁止したり、それぞれ工夫しているようです。

公認野球規則

気になったので検索してみると、予想以上に違いがあるんですね~。本棚の片隅の「公認野球規則」なるハンドブックを持ってきて、久日ぶりにページをめくってみました。

それぞれの思惑

ティーボールは、小学校の授業などで行うような「グローブ」を必要としないものと、リトルリーグの低学年を中心にした「グローブ」をつけて行うものに分けることができます。最近は少年野球(学童の低学年チーム)も、ティーボール大会に参加されているようです。大会に参加するチーム数を増やすことを、どの組織も考えているんでしょうね。

本塁からの距離

区分 投手板まで(m) 一塁まで(m) 二塁まで(m)
プロ野球 18.44 27.431 (38.793)
社会人野球
大学野球
高校野球
少年部(中学軟式)
リトルシニア(中学硬式)
ボーイズリーグ(中学硬式)
ポニーリーグ
中学硬式
16.46 24.38 (34.47)
学童部
小学生軟式
16.0 23.0 (32.52)
ボーイズ
小学生硬式(4~6)
15.37 22.86 (32.32)
学童部低学年
小学生軟式(1~3or4)
14.0 21.0 (29.69)
ソフトボール(男子) 14.02 18.29 (25.86)
リトルリーグ
ティーボール
セーフティボール使用
ソフトボール(女子:皮) 13.11
ソフトボール(女子:ゴム) 12.19
ソフトボール(小学生) 10.67 16.76 (23.70)

今日は調べておわりかな~

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2006年5月14日 (日)

試合時間はたったの30分

6回または30分だって?

ティーボールはピッチャーがボールを投げない。ホームベース上のバッティングティーの上にのせた”止まった”ボールを打つゲームだ。四球もないし、キャッチャーのパスボールもない。盗塁もない。バッターが打って、ランナーが走って、どんどん試合が進行していく。打者一巡で攻守交代。自然と試合時間は短くなる。

試合は6イニングス、試合時間は30分を超えて次のイニングに入らない。

軟式の場合

地域によって多少の誤いはあるが、少年軟式の学童部(4年生以下)の試合は、5回または1時間20分だっと記憶している。1イニングを約15分で計算していることになる。

この時間でも、時間切れで5回までイニングが進まないことが多かった。四球、エラーなど試合が遅れていく要素が低学年の場合にはたくさんある。試合では、ピッチャー、キャッチャー、バッター以外のこどもはほとんどプレーをしていない。待っているだけである。それじゃ、野球を好きになる前に、”つまらない”が先にきてしまう。

ティーの場合

ティーボールの場合は、試合は6回又は30分なので、1イニングを約5分で計算していることになる。つまり攻撃の時間は約2分から3分程度だと考えている。これでも、1回に打者一巡の攻撃を何度か行うことができる。また、たった3回のバットスイングでチェンジになることもある。その間、守っているこどもに余裕はない。バットをスイングしたら、ボールは必ず飛んでくる。上手なこどもになると、経験の浅い選手を狙って打てくる。守備は守備で大忙し。

そして、息つく間もなく試合時間の30分は過ぎてしまう。

こどもが望んでいること

少年軟式にしても、打者一巡で攻守交代などのルールを取り入れてみれば、もっと低学年のこども達にやさしい野球ができるのではないかと思う。盗塁は本当に必要なのだろうか。ホームからセカンドにボールを投げることができる選手がどれだけいるのだろう。

私の子供のころは、四球なし、とか、三振なし、などの特別ルールをこども同士で作って、みんないっしょに野球を楽しんだものだ。今でも、こども達のほうが、小さいこどもに十分やさしいんじゃないだろうか。

プロ野球と同じストライクゾーン、同じルールでは、低学年のこども達に野球の楽しさを教えることはできないと思う。それができるようになるまでは、とっても長い時間がかかってしまう。初心者でも楽しく野球の試合ができるなんて夢物語。でも、大人がちょっと工夫して、必要ならルールも変更すれば、きっと小さいこども達にも、やさしい、そして楽しい野球を体験してもらえるはずだ。

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2006年5月13日 (土)

ノーサインがこどもを育てる

プロの監督になった気分

私もそうであったが、野球の監督になって攻撃のサインを出すときほど、「かっこいい」と思える瞬間はない。プロ野球の監督になった気分である。自分の出したサイン通りに選手を動かす。将棋のこまのように選手を動かす。大企業の社長にでもなった気分である。監督のだすサインには絶対服従。サインに首を振るだけの度胸のある選手はあまり見かけなくなった。

でも、それは本当にこどものための野球なんだろうか。こどもたちは本当に野球が楽しくできているんだろうか。

こどもはノーサインが好き

以前、私が監督の代理になって、少年軟式野球の試合を任された時のことだ。試合前にこども達にこんなことを聞いてみた。

サインを出すのと出さないのはどっちがいい?

答えはみんないっしょである。

無いほうがいいに決まってるジャン。

理由は簡単だ。サインを確認する「間」が嫌いなんだ。じゃあ、サインはなし。試合前に次のことだけ注意して、後は監督は座っていればいいってことか。

  • 1塁ランナーになったら、投手の2球目までに、盗塁できると思った人は走っていいよ。
  • 2塁ランナーになったら、できると思ったときに、いつでも走っていいよ。
  • 3塁ランナーになったら、ホームスチールはいつでも狙っておいてね。その時は目で合図するから。

後は勝手にこどもたちが考えて試合を進行しました。ランナーに出たら、まずしなければならないことは、ボールの位置の確認。そして、ボールを持っている投手に集中すること。サインなんて見ていたら、牽制でアウトになっちゃいます。まず、ボールに集中すること。サインプレーなんて、もっと大きくなってからで十分。サインを覚える前に、自分で盗塁しようと決断することを経験するほうがよっぽど価値があると思います。

野球は特異なスポーツ

たとえばサッカーやラグビーの場合、時々刻々と状況が変化するスポーツの場合は、監督やコーチがサインを出すタイミングは非常に少ないと思う(すみません、よく知りません)。フリーキックや選手が交代した場面ならともかく、選手全員が監督のサインを覗き込んでいることがあれば、その間にきっと、ゴールをきめられちゃうにきまっています。

マラソンの高橋だって、オリンピックでスパートしたタイミングは自分で判断したんだろうに。

野球は個人の判断を奪いすぎてはいないだろうか。サイン、サインといったって、こどもの野球じゃ、バント、盗塁、スクイズくらいなもの。サインを出さなくても、打席に入る前に、口で指示すればいいだけのこと。サインは、こどもたちの野球をとってもツマンナイものにしてしまっている。

小学生がツーランスクイズを決めたってぜ~んぜん、すごくない。大人の自己満足なだけだ。ツーストライクからだって、思いっきりフルスイング。こどものうちは、野球の楽しさをぞんぶんに感じて欲しい。

サインがない野球

実は、ティーボールには四球がない。バッターが打つまでは走ることもできないので、盗塁もない。フルスイングが原則だから、バントもない。だから、スクイズもない。結局、攻撃のサインがない野球になっている。

小学生、特に低学年のこどもにとって、攻撃のサインなんて必要なんだろうか。「待て」だ、「バント」だ、「盗塁」だなんてどれだけの意味があるんだろうか。

間違った判断をしても、自分で判断することを教えてあげられるのは小学生のうち。高校、大学、プロと進むにつれ、いやというほどサインプレーを経験できる。サインプレーをチームプレーと混同して教えることは、はなはだ勘違いのような気がする。。。

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2006年5月 7日 (日)

打者一巡で攻守交代

攻守交代はプロ野球より早い

どんなに打てる子を9人集めても、ティーボールの場合は9人(10人やもっと人数の多い選手が出れる大会もあるそうです。)が打席を終れば攻守交代である。どんなに守備でエラーしても、10人以上、打席に立つことはない。9回打って、全部ヒットになっても1回に、9点以上とることはできない。

ティーにあるボールを打つので、9球で9点、そして攻守交代なんてスピーディーな野球が可能になってくる。1回を5分もあれば十分に攻撃できる。早い時は1分くらいで1回が終ってしまうこともある。ピッチャーがボールを投げるわけでもないから、こんなこともできちゃう。

こどもに飽きさせない

エラーばっかりで、なかなか攻撃できなければ守っているほうは飽きてしまう。しまいには「野球なんて嫌いだ!」なんてことにもなりかねない。小さなこどもならなおさらだ。ボールが飛んでこなくって、ただ立っているなんて絶対につまんない。いくらコーチが「元気出せよ~」って声を上げても、元気のでないときはでないもんだ。いつ打てるかわかんないんだもんな。

すぐにバッター

「打者一巡で攻守交代」ルールなら、絶対にそんな心配はいらない。早く攻撃にならないかな~。こんどは思いっきり打ってやる~。そんなこどもの「わくわく」した気持ちがなえることはない。

地獄の打者3巡

娘が小学3年のころ、打者3巡の攻撃を食らって、30分以上、守備位置についていたこともある。娘はピッチャー。今でも覚えているだろうか。少年軟式の監督さんやコーチたちは、「ルールだから」といって、娘の体の心配なんかしてくれない。「今のがボール?」「まだ盗塁すんのかよ。」「ど真ん中じゃないか、打て、打て。なんで打たないの!」。試合なんてまともに見ていられなかった。

打つ野球

アウトが一つも取れなくたって、攻撃することができる。アウトをとならいと攻撃できないわけではない。どんなこどもだって、みんな打席に立つことができる。

小さいこどもが、「ストライクを投げて」「打った打球を捕球して」「一塁に正確に送球して」「一塁手が投げられた送球を捕球する」。アウトを1つとることが、いかに困難なことか。プロの選手じゃないんだよ。

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2006年5月 6日 (土)

フルスイングからはじまる

フルスイング

ティーにのっているボールを思いっきり、「フルスイング」すること。

こんなことが、ルールなっている野球をはじめて知った。見逃しも、待ても、ピッチャーとの駆け引きもない。とにかく、フルスイング。かすっただけのボールはファールになってしまう。バントもしない。ひたすらフルスイング。

はじめてみたティーボールの大会では、野球をはじめて間もないような「こども」でも、三振なんかしない。外野まで飛ばすことはできなくても、まず打って、そして走って、エラーでもすれば一塁に残って、そしてお父さん、お母さんたちに向かって満面の笑顔。

攻撃のサインはない

ここで監督から「サインを見ろよ!」なんてしょうもない台詞はない。バッターは打つだけ。盗塁もない。四球もない。エンドランも、スクイズもありゃしない。ピッチャーの投げたボールを打つのではなく、ホームベース上のティーの上においてある「静止」したボールをバッターは打つだけ。

だからだれでも楽しめる

だから、打つことの楽しさ、野球の楽しさを小さなこどもたちでも、十分味わうことができる。小学校の1年生でも、幼稚園だって、みんな野球を本当に楽しんでいる。だれでもはじめることができる野球。1人のずば抜けて上手いこどもだけの野球ではない。野球をはじめたばかりのこども。3年生になってそれなりにできるようになってきたこども。野球はだれでもできる、とっても楽しいスポーツなんだ。

野球の原点

「フルスイング」がルールに書かれている野球をなんで知らなかったんだろう。野球の原点は「打つ」ことなんだ。このルールを最初に考えた方は、野球というスポーツをよく理解していて、本当にこどもたちのことを考えているんだと思う。監督やコーチが試合をするんじゃない。こどもたちは、自分たちの力で、打って走って、楽しく野球をやりたいにきまっているじゃないか。

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2006年5月 5日 (金)

コーチが外野にいるぞ?

コーチが外野で守っている

守備の場合、2人以内がインフィールドに入り、捕球や送球にアドバイスを与えることができる。

そうなんだ。コーチは守っているんじゃなくて、守備のコーチをしているんだ。なるほど、考えている!

バックセカンを理解する

野球をはじめたばかりのこどもに、「外野に飛んだらバックセカンね」なんて説明してもきっとぴんとこないだろう。だから、コーチが「こども」たちのすぐそばで、「あそこに投げて~」などと身振り、手振りで指示を出す。なんて合理的。大人のルールではなく、こどもにとってやさしいルール。いつの間に野球は、こんなにも小さなこどものことを考えたスポーツとして進化していたんだ。

おまえならできるぞ~

すべてのチームがこうではないが、横浜中央リトルリーグのコーチは守備位置でもっぱら「盛り上げ」役に徹している。試合中にほとんど、こどもをけなしたり、罵声を浴びせたりすることはない。

ナァ~スップレ~。それ、それ~
おっしいなぁ~。つぎ、がんばろうぜ~、なぁ
いまのプレー、アウトにできなかったけど、ぜんぜんオッケーだよ~。それでいいんだよ。
ねらってみろ~。おまえならできるぞ~
攻めろ~。攻めろ~。気持ちだよ~

小さなこども必要なこと

はじめて野球をするこどもだからこそ、試合で大人がアドバイスときちんとする。ルールには「アドバイス」と書いてある。罵声ではない。しかることではない。

試合の中で、野球を勉強できる環境。プロ野球と同じことを、こどもにできるわけがない。覚えることがたくさんある。守備で失敗しても励ましてくれるコーチがすぐそばにいる。そんな姿を周りのこどもたちは、見よう見まねでまねをしていく。チームメイトを励ますことができる、選手に育っていく。

守備の間、2人のコーチは、どんなささいなことでも見逃さない。こどもたちにとって、いま何が大切なのか。難しいボールが今取れなくたって、野球を好きになったこどもなら、いつかは捕れるようになる。2人のコーチはそれを十分に理解している。

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2006年5月 3日 (水)

ティーボール湘南大会の野球規則

はじめての経験

横浜市のリトルリーグのチームではあるが、ティーボールの湘南大会に参加してきた。はじめての経験、はじめて見る野球。驚きの連続であった。こんな野球もあったんだ。。。

平塚湘南ライオンズクラブ杯
第4回 ティーボール湘南大会

ティーボール湘南大会野球規則(改訂場所)

少年野球、リトルリーグなどの野球団体で、小学3年生以下のチームを対象とする。
グラブ、金属バットは自分の団体の公認道具を使い、ユニフォーム着用が原則である。
選手は9人、3アウト制。試合は6イニングス、試合時間は30分を超えて次のイニングに入らない。

【球場施設】
内野は塁間18.3m、投手版迄は14.0m(ボールデッドサークルは直径2m)。本塁からインフィールドの4.5mの範囲を特別ファールゾーンとする。外野は左右両翼36m、中堅は42m。外野フェンスの高さ1m。

【使用球】
セーフティーボール(ミズノ製)を使用。

【バット】
通常使用しているバット又は主催者提供のバットとする。

【バッティングティー】
上下に伸縮でき、本塁ベース上に安定して置くことができる打撃ティー(神奈川県野球協議会のものを使用)。

【用具・衣服】
各野球団体の規則に適合したグラブ、ミット、シューズを使用、ユニフォームは統一したものが原則(混合チームは除く)。背番号は必要である。

【チーム編成】
成人の監督(責任者)1人とコーチは4人以内とする。
少年野球、リトルリーグなどのチーム。3年生以下で編成されたもの。選手は20人以内。

【監督】
チームの運営、管理に責任をもつ成人。連絡責任社も兼ねるものとする。

【コーチ】
コーチは成人でなくても良いが、指導力がある者で選手と違う服装が必要。
攻撃の場合、一塁・三塁側のコーチャーズボックスで選手に指示を与えるほか、1人は主審の横で打者を指導すると共に、投手より球を受け取り、主審へ手渡さねばならない。
守備の場合、2人以内がインフィールドに入り、捕球や早急にアドバイスをあたえることができるが、インプレーのボールに触れてはならない。

【選手・選手交代】
9人で行う。野球方式で選手は交代したら復帰できない。

【審判】
3人制で行う。但し、決勝は4人制。
一塁・三塁の塁審は対戦チームより各1名を選出し、塁審にあたる。
主審は、判定に最終的な権限を持つ。
主審はティーの上にボールをのせるほか、本塁でのプレーが予想される場合、事前にティーを走者の進路外へ移動しなければならない。

【試合】
6イニングス、又は制限時間30分(30分を超えて次のイニングに入らないものとし、成立しているイニングで勝敗を決する)。
同点の場合は選手9人による抽選を行う。
決勝は時間にこだわらない。

【集合】
チームは試合開始時間の5分前にはグランドに集合し、グランドの記録係に到着確認をする。
使用ベンチは組み合わせ番号の若い方を一塁側とする。
試合時間を過ぎてグランドに集合していない場合は失格とする。

【試合開始】
両チーム主将のジャンケンで攻守を決めた後、守備側の選手が定位置につくと主審がボールをティーの上に置き「プレイボール」を宣言する。
投手はこの後、投げる動作に入り、打者のその終了後にティーの上のボールを打つ。

【バッティング】
フルスイングしなければならない。

【ファールボール】
野球のファールボールに次の3つをつけ加える。
  1. 打球がホームから4.5mのファールゾーン内に止まったとき。
  2. 打者がバットでティーを打って、ボールがころがったとき。
  3. バント、ハーフスイングしたとき。又、審判がフルスイングと認めなかった場合。

【三振】
2ストライク後、ボールにバットは直接当たらない場合は三振とする。

【離塁】
ランナーはバッターがボールを打つまで離塁してはならない。
審判が早いと認めたときはアウトとする。

【ボールデット】
外野に飛んだボールが内野に戻り、プレーが一段落した時点で審判員が「タイム」をコールする。
その時塁間にいる走者は基の塁に戻る。

【ヘルメット】
「捕手」「打者」「走者」及び選手のランナーコーチは必ずヘルメット(両耳保護付き)を着用して守備につく。

【攻守交代】
1イニングは3アウト制、または打者一巡で終る。

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