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2006年6月 9日 (金)

体罰はなくならないのか

朝日新聞の記事

気になる記事が新聞に載っていた。考えさせられる。。。

■asahi.com より■

朝日新聞社は各都道府県高校野球連盟に加盟する硬式野球部の指導者を対象に、指導上の留意点や体罰の有無などの意識を尋ねるアンケートを実施した。全国の4214校が対象で、回答数は2528(回答率60%)。指導の中で「心の育成」を最も重視するとの回答が8割に達した。

一方で、体罰を容認する回答は6割にのぼり、体罰をふるった人のうち、その効果を肯定的にとらえる指導者も6割を超えた。他方、昨夏に全国選手権出場校などの不祥事を受け暴力追放の通達を出した日本高校野球連盟の姿勢を妥当と考える指導者も6割を超える。

指導の上で重視していることを尋ねたところ、「心を育てる」が80%を占め、「チームの勝利」(5%)、「技術を伸ばす」(4%)を大きく引き離した。

体罰と考えることをしたことがあるかとの問いには「一度もない」と答えたのは30%。「かつてした」63%、「最近もした」が7%だった。ただ、ふるったことがある人のうち「最近も」は1割にとどまり、「かつて」が9割だった。年代別では若年層で、体罰をした人の割合が低い。


体罰への認識では「どんな場合でも許されない」が39%だったのに対し、「やむを得ない」「必要だ」があわせて60%。

一方、日本高野連の「暴力はいささかも許されない」との姿勢については、「妥当だ」とする指導者が64%にのぼり、「厳しすぎる」の16%を大きく上回った。

日本高野連の脇村春夫会長は「現実を示すデータとして真摯(しんし)に受け止めたい。ただ、かつては『愛のムチ』をよしとする時代だったが、今は違う。指導者自ら意識を変える努力が必要だ」と話している。

高校野球の指導者、6割が体罰容認 本社アンケート

http://www.asahi.com/sports/update/0605/090.html

しつけなのか

こどもにとっての野球は、「遊び」でしかない。人生をかける仕事と思って、グランドを駆け回っているこどもはいない。たぶん。。。いて欲しくないというのが本当だろうか。いくら好きだからといっても「遊び」の域を超える必要はないと思う。プロ野球で活躍する人はほんの一握り。全国大会で優勝するチームはたった1つしかない。

だから、野球というスポーツをグランドにいるときくら本当に楽しんでほしいと思う。こどもなんだし、他にいろんなスポーツもある。野球という日本語が「スポーツ」を「躾」にしてしまっているんだろうか?

こどもは週末になると、グランドに遊びにくるんだ。スポーツとしての野球を楽しみにやってくるんだ。躾をしてほしくて、やって来る子なんていないはずだ。

親の責任

大人になって、こどもの野球を見に行くようになって、「躾は家庭で、野球はグランドで」と思うようになった。自分のこどもの躾は、親の責任だと思っている。躾をグランドで監督やコーチの方に任せてしまおうと思ったことはない。学校の先生も同じだ。躾は親の責任。監督、コーチ、先生に責任はない。グランドや学校では、野球のすばらしさ、勉強の面白さを、こどもたちに感じさせて欲しい。躾が至らないのは私が悪いんだ。

遊びだから勝ちたい

けど、野球というスポーツを楽しむこともなく、監督、コーチの体罰でチームを去っていくこどもがいるとすれば悲しいことだ。野球は躾ではない。勝つか負けるか、投げれるようになったのか、遠くに飛ばせるようになったのか、早く走れるようになったのか。体をコントロールすることを野球というスポーツから学び、道具を使うことの難しさを肌で感じ、膨大な量のルールを理解し、ともだちの大切さを感じ、勝ちたいと思い、そして自分で工夫するようにならなければ、本当の楽しさは味わうことはできないだろう。

やるからには試合は勝ちたい。遊びなんだから。躾なら勝つ必要はない。そんな気力もおきないだろう。

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